先日ご紹介した差込錠の付け方に続き
「ミニ差込錠の付け方」をご紹介します。
差込錠の付け方の記事はこちら↓↓
「差込錠の付け方 その1」「差込錠の付け方 その2」「ミニ差込錠」は「差込錠」と違い、差し込む側をカシメではなく
生地端を挟み込んで留めるのでペンチさえあればOK!
カシメ打ち具はなくともペンチは家にある!?
なくても100均で手に入りますね
ちょっと長〜くなりますのでご注意
ちょっとじゃない・・・?文章で説明するのって苦手でついつい画像に頼ってしまいます。
見た方がわかりやすいんじゃないかな〜と思いながら写真撮って
編集してたら22枚に
興味のある方だけお読みくださいね
その前に、次の記事の予告
この「ミニ差込錠の付け方」の画像のキーケース、
「ミニ差込錠の三つ折りキーケース」の作り方をご紹介します。
やっとメイン「ミニ差込錠の付け方」ここからどうぞ↓↓
ミニ差込錠はこの3つのパーツからなっています。
左端の金具の長さが約2.2cmです。
幅は上のほうの幅の広いところで1.4cm、
差込む細くなっているところは1cm。
あと、補強用の接着芯が必要です。
座金より一回り大きいくらいがちょうどいいと思います。
ミニ差込錠の受ける側は「差込錠」と同じで
金具を座金でとめるので制作の途中で付けておく必要があります。
上がミニ差込錠の受ける側の裏面。
ツメが二本出ています。
このツメに、座金を入れてツメを曲げて固定します。
今回はキーケースに付けるので
キーケースの外側になる生地を作ったあとに付けます。
まず、ミニ差込錠の位置を決めます。
サイズを測って位置を決めてもいいですし、
画像のように出来上がりの状態に折って金具を当ててみてもいいです。
ちなみに私はサイズ計算してから完成の状態に折ってみて
微調整します。
位置が決まったら、チャコペンなどで印を付けます。
印を付ける位置は次の工程も考えてツメのところがいいかと思います。
金具の上端だと付けた後に印が見えてしまう可能性があるので
できるだけ隠れるところのほうがいいでしょう。
印を付けたら座金を置いて、座金の穴の位置に線を引きます。
先ほどの印をツメの位置に付けておくと座金の穴から印が見えるので
やりやすいです。
座金の穴のラインが引けたところです
ライン上をリッパーなどで切り込みを入れます。
切り過ぎないように注意しましょう。
裏から見るとこんな感じ。
前面に接着芯を貼っているので白いです。
切ったラインはわかりにくかったので黒で線を引いています。
先ほどのカットしたラインの上に補強用の接着芯を貼って
表からもう一度、先ほど切り込みを入れたところを
リッパーなどでカットします。
座金のライン(印)を付けた後、カットする前に裏面の補強用接着芯を
貼っても構いませんが厚みが出てカットしずらいのと
補強用接着芯を貼る位置がわかりやすい為、この順序にしています。
表から金具を差し込みます。
上下を間違えないように・・・
裏から見るとこんな感じにツメが出ています
座金を載せます
ペンチなどでツメを折り曲げます。
ペンチで折り曲げるとどうしてもすき間が出てしまうので
私は(痛いのを我慢して)指で曲げています
受ける側が付きました
続けて 差込む側です
その前に、受ける側が付いたら作品はほぼ仕上げます。
差し込む側の金具は生地端に付けるので
このキーケースの場合だと
レースパイピングまで出来上がった状態で付けます。
付ける位置を決めます。
この場合は、生地のちょうど中心に付けます
留め具の位置に印を付け、金具を差し込みます。
中心が合うようにしましょう。
当て布をしてペンチでぎゅっとはさみます。
両側からはさんで留めます。
こんな風に平らになります。
裏からみた感じ
完成です
全体をみるとこんな風になっています
お疲れさまでした
お役に立てましたでしょうか?
こういう金具でいつもと雰囲気をかえて作ってみてはいかがでしょうか?